不登校の昼間の過ごし方に正解はある?ゲームもスマホも禁止した結果【体験談】

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不登校の昼間の過ごし方に正解はある?ゲームもスマホも禁止した結果【体験談】 コラム

学校に行けなくなった頃、我が家ではゲームもスマホも禁止した時期がありました。

その時の子供の様子の変化や、私たち親側の葛藤と変化の実体験記事です。

よかったら読んでみてくださいね。

※この記事は私の個人的な体験談コラムです。

子供のタイプや不登校のどの時期かによっても違うと思うので、ひとつの例として読んでみていただければと思います。

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はじめに

不登校になって昼間毎日家にいるようになると、その時間を何か有効に使えないかとか、学校にいる子と遜色ないような過ごし方を考えてしまいがちですよね💦

私もそうでした。

結果、遠回りになっただけ、本人もつらい時間が増えただけで

いいことありませんでした。

多くの子供たちはゲームやスマホをして過ごすことが増えると思います。

昼間のゲーム、スマホは禁止!と言われた場合、どうなるのでしょうか?

これは中学校3年間不登校、五月雨登校など紆余曲折のあった我が家の息子の実際の話です。

昼間ゲームもスマホも禁止した結果

何をしたらいいかわからない

ゲームやスマホがなくなったら、当然ながら子供は退屈になってしまいます。

退屈、というとゆるい感じですが、息子は不登校になった最初の頃はひどく無気力になっていて、

ゲーム、スマホが無い状態で何をしたらいいかわからなくなったようです。

今、唯一やる気力のあるゲームやスマホを禁止したことで、無気力に拍車がかかってしまいました。

寝てしまう

そもそも不登校になった頃は

子供の無気力に反比例して、私は「家にいるなら、せめて学校と同じようなスケジュールで過ごさせないと、後で本人が困る」と必死に作戦を考えていました。

学校の時間割に沿ったスケジュールを作ってみたり

家庭学習教材の準備を始めたり。

家庭学習教材については良かったと思える出来事が後々あったのですが

この時はまだ時期が早かった…(この時の、たくさん調べたり準備したりがその後とっても役に立つことになった話はまた別記事で)。

私自身、「学校に行くのがすぐには無理なんだ、家にいさせよう」というところまでは理解できていた頃ですが、

「はじめは特にエネルギー切れの状態だからとにかく休ませるべき」と今ならわかるような事の、

まさに真逆の目標を持ってしまっていたのです。

その結果、昼間になにも出来なくなって寝てしまうように。

こちらが仕事の日は途中で起こすこともできないので、がっつり長い時間寝ることも多くなりました。

これが昼夜逆転のきっかけになるのかも…と危機感も感じていました。

コミュニケーションが減る

ゲームやスマホは、友達とオンラインでつながることができるため、不登校の子供にとっては大事なコミュニケーションの手段であることは多いようです。

我が家もそうでした。

外の世界に触れない子供にとって、ゲームやスマホが重要な役割を果たしていて。

まさにそれが必要な状態、それだけ弱っていた、という時期だったんですよね。

そんな時期に真逆の対応をしてしまっていました。。

家族との関係が悪くなる

ゲームやスマホで好きなことができたり友達とつながったりの大切なツールを禁止され、

時間だけがたくさんありながらも無気力な息子は

ますます家族と話さなくなってしまいました。

暴言や暴れたりするタイプではなく、あまり自分の意見を出さないでひとりで静かに抱え込むタイプなので、さらに内に内にこもってしまう状態。

話しかけてもあまり反応しなくなっていき、さらに昼間に寝てしまう悪循環となりました。

ゆるく時間を決めて解禁

少しづつ元気に

そんなこんなで悩みながら、ネット、SNSなどで同じような子供の事例を片っ端から調べまくった私はそこから大きく方針転換をすることに。

とりあえず勉強などはいったん封印して、ゲームもスマホも解禁しました。

みんなが学校に行っている時間なのだから遊んでるのはダメ、みたいな考えも

勉強が遅れたら学校に戻りづらくなる、とかも

今の息子には必要ない話、と思い封印したんです。

すると、少しづつですが顔に生気が戻ってきて、1ヶ月もすると元気が戻ってきました。

元気が戻る、といっても傍から見ればそんなに元気いっぱい!という感じではないのですが…。

なんというか、目つきも変わってきて安心しているように見えます。

私も、心の底からホッとしました。

疲弊していたんだな、と本当に感じました。

その後、

ゲーム、スマホの時間制限などは特に設けず自由にさせていましたが、我が家は2つ決め事をしました。

夜は22時半を目安に寝る

寝るときにゲーム、スマホはリビングに置いていく(部屋に持ち込まない)

日中、長時間スマホを見ても「見すぎ」「もうやめたら」などは言わないかわり、

この2つは声掛けしていました。

ウチはもともとゲーム、スマホをリビングでしかやっていなかったこともあり、この2つはあまり抵抗がなかったみたい。

たまたまうまくいったのだと思いますが、この流れは未だに崩れていません。

でももう高校生、ってことで

今は昼間に部屋でスマホを見るのとかは特に注意してないです😊

まとめ

昼間のゲーム、スマホを禁止した背景は

授業が遅れるともっと行きづらくなるのではないか、という思いと

夫からの「学校休んでるのにゲームやらせてんのおかしいだろ」という声(詳しくはこちらのプロフィール記事で>>

それにゲーム、スマホに異常な執着をするようになってしまうかも?という心配もあって、なんとか昼間は学校生活に近い生活をさせなくては、と思っていたからでした。

もちろん、元気でいてくれるのがなにより大事なこと、という思いはずっと同じなんですが

子供の性格とか様子を見て対応を考えないといけないな、と反省しましたね。

でも、本当によくあるパターンみたいです。親としては本人の為を思っての行動、っていう大前提があるから間違いに気づくまでは必死でその方向で頑張っちゃうんですよね。

うちの場合は昼間自由にさせたことで少しずつ元気を取り戻せたので良かったんだと思います。

そうは言ってもまだまだ生活面では私も不安や心配との戦いだったので、なにかやらせよう、外に出そう、といろいろ試みちゃうんですけど💦親も毎日いろんな気持ちが押し寄せてきちゃうんですよね…。

ただ昼夜逆転の生活になったとしても、ゲーム漬けになってもその子に必要なステップの場合もあるでしょうし、危険な場合もあるかもしれないし

本当に見極めは難しい!

正解なんてわからないのは、不登校に限らず子育て全般にいえることですよね…。

「昼間のゲーム、スマホ禁止について」我が家の例をお伝えしました。

ちょっとでもお役に立てたらうれしいです!

※この記事は私の個人的な体験談コラムです。

ほんの一事例として受け止めていただけたらと思います。

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