ご訪問ありがとうございます。
当ブログ「通信制高校HAPPYらいふ!」は、
子供の不登校で悩んでいたり
進学の選択肢に通信制高校を検討している方に向けて運営しています。
私自身も同じように子供の不登校、進学先に悩んだ母のひとりです。ギリギリまで紆余曲折した結果、
息子はこの春、通信制高校に進学しました。
ブログタイトルに「HAPPY」と入れたのは、今苦しんでいるお子さんや私と同じ親の立場で大変な思いをしているみんなが
それぞれの「HAPPY」を手にして幸せに、という思いからです。
私も、まだまだ何も考えず「HAPPY!」と叫べるような状況ではないですが、あえて叫びたい!
【不登校になったきっかけ】
今となっては、どれがきっかけなのかもうわからない…というのが
正直なところですが、いろいろな要因があったと思います。
まず、息子が中学に入学した年はまさにコロナ禍に突入した年。
小6の最後あたりから休校は続き、中学の入学式は6月でした。
そこまでは何事もなかったのですが…入学が2ヶ月ずれたことでその後のスケジュールはまさに早回し状態。
その時期に体調不良(これは本当に発熱など続いた)で頻繁にお休みが続いた後、行き渋りが始まりました。
●学校に行く時間になるとお腹が痛いとトイレ➡遅刻になり、行きづらいからと休みたがる
●入ったばかりの部活をやめる
●朝、生徒指導の先生に理不尽なことで怒られ、もう会いたくないと朝からの登校を避ける
ここらへんが始まりだったと思います。
その後、完全不登校、週2登校、五月雨登校、別室登校、教室に入る、行事に参加、毎日担任に会いに行くだけで帰る、毎日1~2つ授業受けて帰る、などかなりの紆余曲折あり
卒業間近はまたクラスに入れなくなり、卒業式は午後の第2部(不登校の子などが参加する卒業式)に参加して卒業しました。
私から、転校してもいいんだよと言うこともありましたが「転校はしたくない、今の学校に行けるようになりたい」と最初から最後まで一貫していたので、この学校でどうしたらよいのかをずっと考えていた3年間でしたね。これが子供の本音だったのかどうか、本当のところはまだわかりませんが…。
長くなってしまうので、続きはまたコラム記事などでお伝えしていこうと思っています。
【夫や親に理解してもらうまで】
最初に行き渋りが出たときは、登校時間になると「お腹が痛い」と言ってはトイレにこもり、
遅刻するというパターンが続きました。
お腹が痛いのはどうやら本当だったっぽいのですが、行く時間になってからトイレ…となってしまい、
やがてそのまま休む日が増えていきました。
今思えば、学校に行きたくないサインの典型なんですが私はここで休むと余計に行きづらくなるのでは、と焦っていました。無理に行かせることはしなかったと思いますが、行く気になるよう誘導していた気がします。
更に、夫は当初「甘え」「さぼり」と捉えていて
学校休んでゲームやってんのおかしくない?そんなの許してんの?などと私を責める日が続き
心配なのはきっと同じなのでしょうが、こちらも参ってしまう日々でした。
息子に直接怒りの矛先がいかないよう、様々な声掛けを夫にしていくうちに
少しづつ夫婦で価値観のすり合わせができるようになっていきましたが、長かった…。
学校に行けてないことを夫に言えなかった時期もありました。
思い出すのも苦しいです。
考えが合わないうちは本当に大変。子供にもいい影響ないです。
配偶者だけでなく、自分の親や義父母から「甘やかしてるから」「なんで行かせないの?」などと言われてしまうパターンも多いみたいですよね。私も義母から「ママのせいで不登校になったのよ」とか言われてましたし…💦
こちらが考えをもって見守っていることも理解されず、責められるような状態の中だと
文句を言われないための行動をとってしまい、子供からの信頼を失うことも。
板挟みになるとこちらの神経も擦り減っていくので、周りの理解って本当に必要だと思います。
【焦る気持ち⇄見守る気持ちの無限ループ】
試行錯誤の連続でしたが周りのサポートや理解も得られるようになり、私自身も子供を見守ることに集中できるようになっていきました。
学校の先生にも寄り添ってもらえていたのが、子供にとっても私にとっても大きかったなと感じています。
最初の頃より見守る体制ができたことで息子も安定していきましたが
それでも
「このままでは本人が後々苦労するのでは」
「もっとやってあげられることがあるのでは」と
私自身が不安や焦りの気持ちに襲われることもしょっちゅうありました。
「あの時こうしていればよかったのかな」と振り返って後悔した場面は数知れず…。
【子供に合った進学先を探して】
それでも、
●今は子供のエネルギーを貯める時期
●好きなことをやらせよう
●勉強は元気になってからでいい
心からこんな気持ちでいられる日も多くなっていた私ですが
本人の状態とは関係なくやってくるのが
「卒業」。
3年生になると、いよいよ卒業後の進路について現実が迫ってきます。
進路を考えるのは避けられませんし、今の息子が行ける進学先の中で一番本人にとっていい場所を選びたい!と、真剣に調べ始めました。
そこで、不登校で受験に臨むのは不利なことだらけだと改めて気づきます。
上の子供の受験時は、偏差値で行ける範囲と本人が行きたいと思うところ、というざっくり加減である程度選択肢がある中から選べたので
全く違うことには驚きました。
けれど、今回初めて選択肢に浮かんだ通信制高校が想像以上にいろいろなパターンがあるとわかり、実際に入学して今現在がんばっているので
不利なことばかりじゃないと実感しているところです。
【同じ悩みを抱える人の役に立ちたい】
息子が通信制高校に通い始めて日が浅いですし、
これからも見守りが必要だな、と思っています。
まだまだ手探りの日々は続きます。
それでも、ようやくここまで来ることができました。
今、少し前の私のような
同じように行き渋りや不登校、進学先の不安を抱えている方に向けて
私の経験や調べてきたことを発信したいと思い、このブログを立ち上げました。
子供や親の考えや性格、生活環境、学校の対応、地域特性などは皆それぞれ違うし
不登校の理由も複雑に絡み合うので
私の経験が当てはまらない、役に立たないかもしれません。
それでも私の経験談が
誰かの助けや参考にちょっとでもなれれば、と思いながら
このブログを運営していきたいと思います。